中途採用社員に、社内で使用しているソフトのスキルを高めるための教育をする

中途採用社員の教育は簡単ではない

新卒採用の社員とは違い、中途採用の社員はいわば即戦力として期待をしています。また、採用された社員の方も何も知らないわけではないので、すぐに結果を出そうとやる気に満ちあふれていることでしょう。当然、このような中途採用社員に、ビジネスマナーや基礎的なビジネススキルの研修は必要ありません。
ただ、だからと言って何も教育せずに、いきなり現場の第一線に送り込むのも無理があります。会社としての理念、取引先との関係など、これまでの会社との違いを鮮明にし、新しい職場環境の中で仕事に取り組んでもらえるような教育をしていかなければなりません。そうでなければ、会社としての考え方が中途採用社員に浸透せずに、取引先や顧客から不満が出ることとなりかねないのです。

中途採用社員の教育を行うポイント

また、中途採用社員には実際に仕事をしてもらう前に、社内で使用しているソフトの使用方法についての教育を重点的に行う必要があります。仕事の中で必ずソフトを使う場面があるはずです。同じようなソフトであっても、会社ごとにカスタマイズされており、その使用方法や最終的に作られる文書も異なります。また、ソフトの入力項目がそのまま、会社の売り上げや仕入れなどの決算書の金額の基礎となっていることも多く、正しい使い方を覚えてもらわなければ、正しい金額の集計ができないことも想定されます。
使っているうちに覚える、という考え方では大きなミスにつながりかねません。初めてだからミスが許されるというものでもありません。中途採用社員が即戦力となれるよう、教育していくことは非常に重要なのです。

新入社員

  • 基本が重要
  • 新入社員に教える大事な事

中途採用社員

  • 教育方針は、急がば回れ
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